平面を動く二重振り子はよく知られています. カオス的な振る舞いをする代表的なものの1つで, 実物の動画もyoutubeなどに沢山アップロードされていますし, 微分方程式もネット上も含めて色々なところに書かれています.

一方で,これを3次元化した球面二重振り子は実物を作るのはかなり難しそうですし,微分方程式も少し探した範囲では,わかりやすく書かれているものは見つかりませんでした.

というわけで自分で計算してみて,読める形で書き下してみました.

球面二重振り子

どちらを見ても常に振り子が正面にあるようにしてあります. 例えば上を向くと下から見上げた形に,下を向くと上から見下ろした形になります. しかしながら,振る舞いがカオス的なせいか,残念ながら見回しても違いがよくわからないので,あまり動かないで見る方がいいようです.